寝室のバリアフリー大切なこと

寝室は睡眠だけではなく、ゆっくりとくつろぐための大切な空間・リフォームのポイントを説明します

寝室の快適で安心できる環境を作るリフォームのポイント

高齢者にとっての寝室は、夜の睡眠だけではなく、ゆっくりとくつろぐための大切な場所です。特に寝たきりの状態は日常のほとんどを寝室で過ごします。

入浴サービスまでも寝室で行う場合もあります。日常生活のほとんどを寝室で過ごすわけですから、孤独を感じさせず、うつ状態にさせない、快適で安心できる環境づくりが大切になります。それでは、寝室のバリアフリーで大切なことを6つ説明していきます。

  • 配置計画について
  • 広さについて
  • 介護ベッドの選び方
  • マットレスの選び方
  • 収納について
  • 建具、照明、ブザーについて

配置計画について

寝室の配置は、将来、介護するときに対応できるように、他の部屋との関係を考えて計画します。

できれば、トイレは寝室と直結して、居間や食堂は、家族の様子がすぐにわかるよう配置すると良いかもしれません。寝室には、非常時でも楽に出られるテラスなども検討します。

広さについて

寝室の広さは、寝具を布団にするか、ベッドにするかで異なります。介助をする事を考えると8帖間のサイズは欲しいところですが、車いすの選び方を工夫すれば、多少狭くても対応はできます。

ドアの幅は約75cm以上あれば十分です。外の景色が見えるようにする工夫も検討します。

介護ベッドの選び方

使用される方の年齢、体型、体重、身長、症状などを詳しく把握し、症状が進行性は慢性かを判断してサポートする為の補助具としベッドを選択します。

ベッドの高さは、腰かけて足の裏がつくぐらいが理想的です。車椅子でベッドから乗り降りする場合は、ベッドと車椅子を同じ高さにします。

マットレスの選び方

寝たきりの方は、寝返りがあまり打てませんので、体重を分散させるために、体圧分散に優れたタイプのマットにすることや、通気・吸湿性に優れた比較的固めのマットにするなど、身体の状態に合わせて選びます。

収納について

出し入れするのが大変な収納は避けましょう。使用頻度の高いものをすぐに出せる位置に集中させて、車椅子でも無理のない姿勢で、出し入れできる場所に収納を配置します。

建具、照明、ブザーについて

寝室からの敷居は段差をなくした引き戸が望ましいです。取手・引き戸は、使いやすさを考慮し、好ましい位置に取りつけます。

照明は、寝ているときでも目にまぶしくないように配慮します。何かあったときの緊急呼び出しとして、ブザーがあると安心できます。

寝室のバリアフリーは、高齢になると、寝室が重要な空間になることに気づき、快適で安心できる環境づくりをあらかじめ計画しておくことが大切です。バリアフリーを検討している方は、上記の内容を踏まえて計画を立ててみてください。